診療内容Medical

General/Caries
一般歯科・最新の虫歯治療

カリソルブ(Carisolv TM)

虫歯になってしまった・・・
でも、痛そうだからできるだけ削らないようにしてほしい・・・
当院では歯科治療の最先端であるスウェーデンで開発された最新の虫歯治療方法を導入しております。

従来の虫歯治療は、患部だけでなくその周囲の組織まで削らなくてはなりませんでしたが、この治療法は虫歯になってしまった組織部分のみを特殊な薬で柔らかくして、特殊な機器で取り除く方法です。

このように最小限の治療が可能なので、特に痛みに弱い方やお子様の虫歯治療には効果を発揮します。

虫歯治療の流れ

  • STEP 01

    虫歯になっている部分に薬液を満たす。

  • STEP 02

    薬が虫歯部分を柔らかくするまで待つ

  • STEP 03

    柔らかくなった虫歯組織を取り除く

  • STEP 04

    綺麗に取り除いて詰め物を入れる

安全性

この治療法はスウェ-デンの歯科大学並びに工科大学そして複数の研究施設と企業が共同で10年以上にわたり研究し、1998年よりスウェ-デンで一般に利用されるようになりました。安全性については既に立証されています。
日本でも歯科用材料として厚生労働省の承認を受けており、安全性に関しても問題ないことが確認されております。

また、使用する薬液は次亜塩素酸ナトリウムと3種類のアミノ酸の混合溶液で、健康な組織には影響を与えず、虫歯に侵食された組織にのみ作用する特徴がありますので必要以上に削ることはありません。

まずはご相談下さい

今のところ、この治療法は保険適用にはなりません。
患者様の症状や条件にもよりますので、まずはお気軽にご相談下さい。

製品情報
カリソルブ(ササキ株式会社)

Periodontal/Preventive
歯周病治療・予防歯科

歯周病Periodontal

ブラッシングなど、お手入れの状態が悪いと、歯垢(プラーク)がたまり、歯垢の中にいる細菌(歯周病菌)が、歯槽骨を攻撃していきます。

30歳以上の方の80%以上の方が歯周病と言われていますが、初期の歯周病には自覚症状がほとんどないため、気が付いた時には歯周病が進行していることも少なくありません。

歯周病が進行してしまうと、歯を抜く以外に治療法がありませんので、日頃のお手入れと、定期的な健診が大切になります。

予防歯科Preventive

歯周病の原因となる歯周病菌を減らすには、毎日の丁寧な歯みがきが欠かせません。歯みがきをする際は自分にあった歯ブラシを選択し、刺激の少ないものを使用して下さい。歯ブラシの届かない歯間を磨く場合はデンタルフロスや歯間ブラシを使用しましょう。
しかし、どんなに念入りに歯を磨いても落としきれない汚れ(バイオフィルム)が歯にこびりついてきます。

その為、当院では歯についたプラークや、歯石などを除去し、虫歯や歯周病を未然に防ぐ予防にも取り組んでおります。手法としてはPMTCやフッ素塗布などがあります。

Pediatric
小児歯科

子どもの歯について

お子様の口腔内のトラブルでよくご相談頂くのがやはり虫歯です。お子様の虫歯は生活習慣に起因するものがほとんどです。
そういった場合には、食生活や生活習慣の改善をご提案し、適切な予防処置を施します。

また、乳歯だからといって虫歯を放置してしまうと、永久歯に生え変わる際に、歯並びが悪くなったり、永久歯も虫歯になりやすくなります。ですので、乳歯であっても早期に治療することが大切です。

子どもの歯の治療

一度痛みが出るほどに虫歯が進行してしまうと、いくらお子様といえども歯を削る必要があります。その為、普段から虫歯にかからないよう、丁寧な歯磨きが必要になります。

最近では市販の歯磨き粉でもフッ素が含有されているものが多くあり、継続的に使用していくことで、フッ素効果を期待することができます。

また、歯科ではさらに高濃度のフッ素塗布を行うことができますので、定期的な健診にお越し頂くことをお勧めしております。

Sleep apnea syndrome
睡眠時無呼吸症候群

スリープスプリントは、安全で有効ないびき治療の治療法です。

日本人でいびきを習慣的にかく人は2000万人以上、そのうちの約10%の200万人が寝ている間に何十回も何十秒間か呼吸が止まってしまう睡眠時無呼吸症候群だといわれています。

良質の深い睡眠(熟睡)こそ健康の源です。
ところがいびきをかいているのは眠りが浅い証拠で、その代償として日中の眠気をもたらし、仕事の能率低下や居眠り運転事故を起こすなど、社会生活に様々な支障をきたしています。また、長期にわたっていびきをかいていたり、無呼吸が続きますと、高血圧、不整脈、心臓病、脳梗塞などを誘発したり、記憶力や思考力の低下をまねきます。ですから習慣的にいびきをかいている人は一刻も早く治療を始めることをおすすめします。

主な医学治療法には、スリープスプリントと呼ばれる歯科装具を使用する方法、CPAP(シーパップ)とよばれる鼻マスクを通して陽圧空気を持続的に送る装置を使用する方法、UPPPといって、口蓋垂(のどちんこ)や軟口蓋の肥大した部分を外科的に切除する方法などがあげられます。しかし、ファーストチョイスとしては、簡便で携帯に便利なスリープスプリントが最適です。

いびきをかいているのは眠りが浅い証拠です。その代償として日中の眠気をもたらし、仕事の能率低下や居眠り運転事故など、社会生活に様々な支障をきたします。

スリープスプリントってどんな治療ですか?

寝る時に下の顎を少し前方に突き出させるように工夫したマウスピースを口に入れてお休みになる方法です。
この装置を入れることで、のどの気道(空気の通り道)が広がって、いびきや無呼吸がなくなるのです。

  • 正常な場合

    気道は十分に開いています。

  • いびき症

    肥満で大きくなった下が気道を塞いでしまい、呼吸が妨げられています。

  • スリープスプリントを入れると

    スリープスプリントは舌を持ち上げ気道をひろげるので、呼吸がしやすくなり、いびきをかかなくなります。

スリープスプリント治療を受けられない人は?

歯を固定源にしますので、残っている歯が少ない人(上下で20本未満)にはできません。また、いつも鼻がつまっている人や、神経質で寝つきの悪い人にもできません。このような方には別の方法が良いと思われますので、専門病院へご紹介します。

スリープスプリント治療は保険でできますか?

耳鼻咽喉科にて『睡眠時無呼吸症候群』の診断が下された方は保険治療の適用が可能な場合があります。
それ以外のケースでは保険適応外となり、スリープスプリントの検査料と製作費として、6万円ほどかかります。これから皆様方の強い要望があれば、厚生省も将来は保険導入を考えてくれるでしょう。

いびきなどの歯科的治療

習慣性いびき症など睡眠時無呼吸症候群障害の患者様が年々増加しています。その原因は食生活の欧米化、グルメ嗜好、飽食などによって肥満者が多くなってきているからです。肥満になるとベロ(舌)が大きくなって、寝た時にのどの気道(空気の通り道)をふさいでしまうのです。試しに、手鏡を持って口を大きくあけて見て下さい。のどちんこ(口蓋垂)が見えますか?もし見えにくかったり、見えなければ、それは舌が大きくなってしまったからです。そのような人で、いびきでお悩みの方は、さっそくご来院になって、スリープスプリントをお作りになってみて下さい。

スリープスプリントは寝ている間、大きくなった舌を持ち上げ、気道をひろげ、呼吸をしやすくする装具(マウスピース)です。装着時の違和感も少なく、きっとご満足いただけるものと確信しております。ご来院回数もたった2~3回でできあがります。大きさもポケットに入る小さい装具ですから携帯にも便利です。歯の状態があまり変わらなければいつまでも使用でき、すでに5年以上使用されている方も多数いらっしゃいます。受診をご希望の方は、お電話でご予約下さい。